2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

コモディティファンドやETFに投資する前に注意しておきたいこと その2

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コモディティファンドやETFに投資する前に注意しておきたいこと その1の続きです。

コモディティETF

前記事にてお伝えしたように、20種以上のコモディティ先物で構成されるコモディティ指数をベンチマークとするETFは先物型ETF、リンク債型ETF、OTCスワップ型ETFの3種に分けられます。

東証に上場しているコモディティ指数をベンチマークとするETFは以下1つのみです。

 OTCスワップ型ETF ベンチマーク 信託報酬(税抜) 
 WisdomTree 総合上場投資信託(1684) ブルームバーグ商品指数 0.49%



コモディティファンド

コモディティ指数をベンチマークとするファンドには以下のように、先物型、リンク債型、OTCスワップ型の3種があります。
各コモディティファンドの目論見書の記載より私が分類しています。


 先物型 ベンチマーク 信託報酬(税抜) 
 ダイワ/RICIコモディティ・ファンド ロジャース国際コモディティ指数 1.9255%



 リンク債型 ベンチマーク 信託報酬(税抜) 
 SMTAMコモディティ・オープン ブルームバーグ商品指数 0.85%
 iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド S&P GSCIトータルリターン指数 0.985%



 OTCスワップ型ETFに投資 ベンチマーク 信託報酬(税抜) 
 eMAXISプラス コモディティインデックス ブルームバーグ商品指数トータルリターン 0.86%



コモディティ市場の値動きと関係のないリスクがあるのがデメリット


先物型

ETFにしろインデックスファンドにしろ、先物型であれば、ロールオーバーを繰り返すことでコンタンゴにより減価していく欠点があります。
 関連記事: コモディティ投信、ETFの問題点 その1

そのため、株式インデックスファンドのようなバイアンドホールドには不向きです。


リンク債型

また、その減価特性をさけようと、リンク債(=指数連動債)に投資する形にすると、米ドル建ての社債に投資することになります。

結果、コモディティ市場の値動きとは無関係に、その社債の発行体の信用リスクを取ることになります。

実際、リーマンショックの時にリンク債型のコモディティファンドに投資していた投資家が、社債に投資していたコモディティファンドを売却することもできないことになったことがあります。
詳細は以下の過去記事をご覧ください。
 だからコモディティファンドはお勧めできない(指数連動債がジャンク級へ)
 ノルウェー輸出金融公社のコモディティ指数連動債 再度格下げされるも無事満期償還
 

OTCスワップ型

OTCスワップ型は、スワップ契約のカウンターパーティーの信用リスクがありますが、担保を出し合うことで、一方が破綻しても担保を換金するなど損失を防ぐ、または損失を少なくする仕組みがあります。
そのため、単に社債に投資いているだけのリンク債型よりは、まだましかと思いますが、コモディティとは本来無関係の企業の信用リスクを取ることは変わりません。


よって、コモディティへの投資を考える場合、上の注意点を分かった上で投資することが重要となります。

以下も合わせてご覧ください。
 コモディティファンドをお勧めできない4つの理由
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