日本株が33年ぶりの高値を更新 ネット証券の口座開設数も増加
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日本株式指数(TOPIX)が33年ぶりの高値を更新したとのことで、それに合わせネット証券の口座開設数が増加しているとのことです。
日本株が33年ぶりの高値で証券会社の口座開設者が増加
ネット証券で口座開設が増加、再開の相談も-日本株のバブル後高値で | Bloomberg
日本株がバブル崩壊後の高値をおよそ33年ぶりに更新する中、インターネット証券各社では個人投資家による新規口座開設の増加や、眠らせていた口座再開の問い合わせがみられている。
広報担当の松﨑裕美氏は例年1月や4月に口座開設の申し込みが増える傾向にあるが、5月に大きく増加するのは珍しいと説明。日本株の「上昇が一因ではないか」と指摘する。
日本株の代表的な指数であるTOPIX(東証株価指数)が、5月16日にバブル崩壊後の高値(1990年8月)を33年ぶりに更新しました。
その影響か、SBI証券や楽天証券などネット証券で新規口座開設数の増加や口座再開の問合せが増えているとのことです。
新しく投資を始めたり、再開したりすること自体は問題ないのですが、(短期売買での取引目的を除き)なぜわざわざ33年ぶりの高値水準で投資を始めようとするのか?
何十年ぶりの安値だとか、「日本株なんて投資しても儲からない」みたいな悲観的な状況の時に投資を始めるならまだわかりますが、こういうニュースを聞くと、天井フラグの悪寒しかありません。
また、全世界株式指数であるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに占める日本株比率はわずか5.5%程度です。
日本株だけでなく、海外先進国株や新興国株も対象とした国際分散投資が eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など信託報酬0.10%程度と低コストの全世界株式ファンドやETFを使って簡単にできる時代です。
投資対象は日本株に限定せず、幅広く世界株に分散投資する方が理にかなっていると思います。
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