2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

はじめてのNISAシリーズ(Funds-i Basic) 全5ファンドのまとめ

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新NISA

低コストインデックスシリーズ「はじめてのNISAシリーズ」(Funds-i Basicシリーズ)が7月10日より野村アセットマネジメントにて運用されています。


はじめてのNISAシリーズ ((Funds-i Basicシリーズ)) 信託報酬とベンチマーク一覧

 低コストインデックスファンド「はじめてのNISA」シリーズ(愛称:Funds-i Basic)を新規設定 | 野村アセットマネジメント (PDF)
  

野村アセットマネジメント株式会社(CEO兼代表取締役社長:小池広靖、以下「当社」)は、7月10日に低コストインデックスファンド「はじめてのNISA」シリーズ(愛称:Funds-i Basic、以下「当シリーズ」)を、追加型株式投資信託5ファンドで新規設定し、運用を開始します。野村證券株式会社が7月10日に取り扱いを開始し、順次取り扱い販売会社の拡大を予定しています。



「はじめてのNISAシリーズ」(愛称:Funds-i Basicシリーズ)は、野村アセットマネジメントが運用するFunds-iシリーズの中の超低コストインデックスシリーズであるFunds-i Basicシリーズとして2023年7月10日に設定されました。

ラインナップは以下5ファンドです。

はじめてのNISAシリーズ 全ファンドの信託報酬とベンチマーク
 ファンド 愛称信託報酬(税抜)ベンチマーク
はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー) Funds-i Basic 全世界株式(オール・カントリー) 0.0525%MSCI ACWI(配当込み)
はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX) Funds-i Basic 日本株式(TOPIX) 0.130%TOPIX(配当込み)
 はじめてのNISA・日本株式インデックス(日経225) Funds-i Basic 日本株式(日経225) 0.130%日経平均株価(日経225)(配当込み)
 はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500) Funds-i Basic 米国株式(S&P500)0.0852% S&P500(配当込み)
 はじめてのNISA・新興国株式インデックス Funds-i Basic 新興国株式0.169% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)


ネット証券では、SBI証券とauカブコム証券にて全ファンドが購入可能です。

ファンド名の通り、来年2024年から始まる新NISAで購入してもらうことを目的としたインデックスファンドです。
日本株式(TOPIX、日系平均)の2ファンドと新興国株式ファンド、米国株式(S&P500)の3ファンドは、信託報酬が最安タイに設定されています。



はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)が一番の注目

ただ、何と言っても注目は、信託報酬が0.0525%(税抜)の全世界株式インデックスファンドである、はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(信託報酬0.103%)の約半分の信託報酬で、Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)と同じ信託報酬に設定されています。

ここまで信託報酬が低いと、信託報酬にどこまでの費用項目を入れているかもわからず、結局は最低1年程度後のベンチマークと実際のリターンの乖離(=トラッキングエラー)をチェックしてからの検討で十分と思います。


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 [2023.08.20追記]
 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が、はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)と同じ信託報酬0.0525%(税抜)への引下げを発表しました。
 オルカン含むeMAXIS Slimシリーズ4ファンドが信託報酬を最安に引下げ
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