2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

オルカン含むeMAXIS Slimシリーズ4ファンドが信託報酬を最安に引下げ

CATEGORYeMAXIS
金融データのグラフとディスプレイ

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(オルカン)を含むeMAXIS Slimシリーズの中の4ファンドの信託報酬が最安に引下げられます。


eMAXIS Slimシリーズの中の4ファンドが信託報酬を最安に引下げ



 業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』 信託報酬率の引き下げを実施 | 三菱UFJ国際投信 (PDF)
 

eMAXIS Slim シリーズのうち、オルカンを含む全世界株式型3ファンドと、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの計4ファンドの信託報酬が以下のように引下げられます。 (2023年9月8日より)

eMAXIS Slimシリーズのうち4ファンドの信託報酬引下げ一覧
 ファンド 現信託報酬(税抜) 新信託報酬(税抜)(2023年9月8日より)純資産総額受益者還元型信託報酬(税抜) 
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.103%以内 0.0525%以内5000億円未満分 0.0525%
5000億円以上1兆円未満分  0.0524%
1兆円以上の部分 0.0523%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 0.103%以内 0.0525%以内2500億円未満分 0.0525%
2500億円以上5000億円未満分 0.0524%
5000億円以上の部分  0.0523%
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) 0.103%以内 0.0525%以内2500億円未満分 0.0525%
2500億円以上5000億円未満分 0.0524%
5000億円以上の部分  0.0523%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.169%以内 0.138%以内2500億円未満分 0.1380%
2500億円以上5000億円未満分 0.1379%
5000億円以上の部分  0.1378%



eMAXIS Slimシリーズは、「他社ファンドの信託報酬に注意しながら機動的に信託報酬を引き下げることにより、業界最低水準の低コストをめざす」超低コストのインデックスファンドです。

実際に直近では2023年5月にもたわらノーロードシリーズの信託報酬引下げに対抗し、オルカン含む8ファンドが信託報酬最を安に引下げています。

オルカンの約半分の信託報酬0.0525%(税抜)であるTracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)が登場した時は、信託報酬の内訳が異なるため信託報酬引下げは行わないというスタンスでした。

ただ、7月に野村アセットマネジメントからはじめてのNISAシリーズ(Funds-i Basic)が登場し、その中のはじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)(信託報酬0.0525%(税抜))が運用を開始すると、オルカンもついに信託報酬を0.0525%(税抜)への引下げを発表しました。

また、オルカンだけでなく、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)やeMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)も広い意味で全世界株式ファンドと言うことでセットで同じ信託報酬に引下げています。

私も、NISA口座や特定口座ではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のみ、iDeCoではeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を購入しており、信託報酬引下げはうれしいです。



また、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスも、SBI・V・新興国株式インデックス・ファンド(SBI・V・新興国株式)に対抗して同じ信託報酬に引下げています。

それにしても、まさか信託報酬0.05%(税込)台の超低コストの全世界株式インデックスファンド1本を購入するだけで国際分散投資が完結する時代が来るとはよい時代になりましたね!
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