2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド 信託報酬最安のインド株式ファンドが登場

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信託報酬最安のインド株式インデックスファンドとなるSBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドが2023年9月22日に設定されました。


<最終更新日: 2023年11月3日>
純資産総額が100億円を突破したことなど情報を追加しました。



SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド 信託報酬最安のインド株式インデックスファンド

 国内最安の信託報酬のインド株式インデックスファンドの募集・設定のお知らせ | SBIグローバルアセットマネジメント (PDF)

SBIグローバルアセットマネジメントが9月22日に、SBI・iシェアーズ”サクっと”シリーズの1つとしてSBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドを設定しました。


基本情報

 SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド 交付目論見書 (PDF)


  • ファンド名: SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド (愛称:サクっとインド株式)

  • 申込手数料: なし(=ノーロード)

  • 信託報酬: 年0.4638%程度(税込)(=ファンドの運用管理費用0.0638%(税込))+投資対象のiシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディア ETFの経費率0.40%=0.4638%)

  • 信託財産留保額: なし

  • ベンチマーク: S&P BSE SENSEX インデックス(配当込み)

  • 設定日: 2023年9月22日

  • 決算日: 年1回(9月18日)

  • 運用会社: SBIアセットマネジメント

  • 当初の取扱販売会社: SBI証券




S&P BSE SENSEX インデックスとは

ベンチマークのS&P BSE SENSEX インデックスとは、「ボンベイ証券取引所(BSE)に上場する銘柄のうち、流動性、取引規模、業種などを代表する30銘柄で構成される時価総額加重平均指数」とのこと。



SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドは、ETFを通じて現物株に投資

SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドは、iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディア ETFに投資し、そのETFは現物のインド株式30銘柄に投資しています。

この点、ベンチマークは異なりますが、インド株式ではなくNifty先物に投資しているiFreeNEXT インド株インデックスとは異なります。
先物に投資している場合、長期投資には不向きのため、現物株30銘柄に投資するSBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドには期待できる可能性があります。

さらに、SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドは信託報酬が年0.4638%(税込)とiFreeNEXT インド株インデックス(信託報酬0.473%(税込))より低く、現時点で信託報酬最安のインド株式インデックスファンドとなります。

実際、運用開始から1ヵ月ちょっとで、SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドの純資産総額は100億円を突破し、インド株式インデックスファンドの中で最も純資産総額が大きいです。



iFreeNEXT インド株インデックスが信託報酬引下げを発表

ただ、iFreeNEXT インド株インデックス も9月27日に信託報酬を0.473%(税込)に引下げることを発表しています。

 [2023.09.09追記]
 ⇒ iFreeNEXT インド株インデックスが信託報酬を最安付近まで引下げ


 [2023.10.10追記]
 3つのインド株式インデックスファンドを比較してみました。
 インド株式インデックスファンドの投資対象やベンチマーク、信託報酬等の比較
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