iFreeNEXT インド株インデックスが信託報酬を最安付近まで引下げ
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2023年3月より運用されているiFreeNEXT インド株インデックスが信託報酬を引下げます。
iFreeNEXT インド株インデックスが信託報酬を引下げ
「iFreeNEXT インド株インデックス」信託報酬率引き下げのお知らせ | 大和アセットマネジメント (PDF)
信託報酬引下げ内容
「iFreeNEXT インド株インデックス」は、勃興するインドの経済成長に投資する機会を創出するために、国内公募投資信託(ETF 除く)で初となるインド株式のインデックスファンドとして 2023 年 3 月に設定・運用を開始しました。
費用削減により運用成果の向上を図ることで、より多くの投資家の皆様にご愛顧いただけるように、信託報酬率を以下の通り引き下げる予定です。
現行信託報酬 0.781%(税込) ⇒ 変更後 0.473%(税込)
変更日
2023年9月27日
iFreeNEXT インド株インデックスの引下げ後の信託報酬は、わずかに最安には及ばず
iFreeNEXT インド株インデックスは、大和アセットマネジメントが運用するiFreeシリーズの中のテーマ型インデックスファンドであるiFreeNextシリーズの1つで、インド株式に投資する初のインデックスファンドです。
2023年3月13日より運用されています。
そんな中、2023年9月22日に設定される、SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドが信託報酬0.4638%程度(税込)で登場します。
iFreeNEXT インド株インデックスも、それに対抗し、2023年9月27日より信託報酬を0.781%(税込)から0.473%(税込)に引下げると発表しました。
信託報酬引下げ幅は大きいのですが、引下げ後の信託報酬は0.473%(税込)と、SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドの信託報酬0.4638%程度(税込)にわずか0.09%ほど高く、信託報酬最安と言うわけではありません。
この微妙な差の信託報酬よりも、ファンドの投資対象が先物か現物株か、ベンチマーク及び投資銘柄数の違いの方がリターンへの影響が大きいと思います。
- FreeNEXT インド株インデックス: Nifty先物を通してインド株50銘柄に投資。ベンチマークはNifty(ニフティ)50インデックス(配当込み)。
- SBI・ iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド: iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディアETFを通して、現物株30銘柄に投資。ベンチマークはS&P BSE SENSEX インデックス
長期投資には先物への投資は不利ですが、投資対象は分散の観点からは30銘柄より50銘柄のほうが望ましいです。
私はインド株式への投資は、オルカンに含まれているインド分だけで済ます気ですが、時価総額比率よりももっとインドに多めの比率で投資したい方は少しだけ購入するような使い方になると思います。
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[2023.10.10追記]
3つのインド株式インデックスファンドを比較してみました。
インド株式インデックスファンドの投資対象やベンチマーク、信託報酬等の比較
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