2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

第3回インデックス投資ナイトに初参加(その1)

20110109インデックス投資ナイト入口

昨日開催された第3回インデックス投資ナイトに行ってきました。
初のイベント参加でしたが、皆さんと気軽にお話でき、楽しく過ごしました。


インデックス投資ナイト・パネルディスカッション

20110109インデックス投資ナイトパネルディスカッション

以下の2部構成から構成されます。
まず前半部のディスカッション内容について印象に残った点を書きます。

・ ディスカッション:インデックス投資の始め方、続け方。やってはいけない危険な投資法は?

・ 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010 表彰式



インデックス投資について

・インデックスファンドを頻繁に売買するとインデックス投資にはならない(カンさん)

・信託財産留保額があるファンドは、実はバイアンドホールド派にはむしろ有利(内藤さん)


どちらも同意です。売買手数料と税金は確実にリターンを低下させます。
また信託財産留保額もコストではなく、売却した人が後に残る人に売買手数料を負担させないための仕組みであることを理解する必要があります。



インデックス投資のはじめ方

・非課税枠が使える勤務先や個人型の確定拠出年金(401K)でインデックスファンドを優先して購入すべき(竹川さん)

・何冊か本を読んでアセットアロケーションの決め方を理解すべき。正解であることを確認するのが難しいだけでアセットアロケーションの決め方が存在しないわけではない。
 アセットアロケーション比率は 日本株:外国株(新興国含) = 50:50 が基本で良い。
 (為替ヘッジを行うことが個人では難しいことと、ライアビリティが円であることから算出)(山崎さん)

401Kを最大活用させることに完全同意です。私も繰り返し記事にしています。
 参考: 確定拠出年金(401K) 資産推移07/5月~10/11月

山崎さんのアセットアロケーション比率は理由は理解できますが、日本株比率が高いことに抵抗があります。個人的には時価総額比率配分がしっくりきます。もちろん為替リスク過大にならないよう円資産も預金、債券で持つ必要があります。
 参考: 「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」感想



インデックスファンド購入後のインデックス投資の続け方

・毎月継続できる無理のない額を積み立てることが大事(朝倉さん)

・リスク許容度の算出、バランスシート程度は作ってほしい(竹川さん)

・積立完了時にメールで知らせるサービス(カブドットコム証券のファンド星人)を利用。
 他のネット証券にも行ってほしい(カンさん)

・平均購入コストが気にならないよう、自分の中に他者の視点を作る必要がある(山崎さん)




「平均購入コストが気にならないようにする」仕組み、心構えは大変重要です。ここは私も実現できておらず、つい平均購入コストを高めてしまう購入をためらってしまうことが良くあるので、参考になりました。



やってはいけない危険な投資法

・買った値段にこだわること。ブラジルレアルでヘッジする高コストハイイールド債のような高コスト商品を買わないこと(山崎さん)

・いわゆる元本確保型の商品を買わないこと。高コストファンド(信託報酬4%超のものもある)を購入しないこと(竹川さん)

・上昇相場でどう対処するか。下落相場を経験した投資家がポートフォリオを崩さないことが大切。(朝倉氏)

・人生はアクティブに、投資はパッシブで良い(カンさん)




低コスト運用に注意しながら、相場の動きに惑わされずに粛々と積立することの重要性を述べておられます。一見単純ですが、邪念が入るとなかなか継続するのは難しいですね。

竹川さんの言われている信託報酬4%超のファンドは以下です。
 東京海上アセットマネジメント投信「東京海上・為替参照利回り変動型ファンド2011‐01(愛称:グッド・チャンス2011‐01)
信託報酬4.24725%、信託財産留保額1.0%。超ぼったくりファンドオブザイヤー有力候補です。



20110109インデックス投資ナイトパネルディスカッション2


参加者からの質問

Q. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは購入対象としてどうか?
A. ・FoFであり信託報酬高め、外国債券比率も高いため、私は買わない(山崎さん)


Q.ポートフォリオに日本債券を含めるべきか?
A.
 ・年金運用で多く購入しているので、個人が新たに持っていなくてもよいのでは(朝倉さん)
 
 ・預金+年金+保険で全て日本国債に投資され、かえって分散されていないことになるので不要(内藤さん)



Q. バイアンドホールドはいつまで持っているのか?墓場まで持つことになるのか?
A.
 ・リタイア後、毎月 or 年1回ごとに定率解約すればよい。(定額だと逆ドルコスト平均になるので注意)
  自動解約サービスが証券会社にあると良い(竹川さん)

 ・合理的な投資家にとってはその時その時を最適化し売却したいときにすれば良い。
  余計な自動解約サービスは不要(山崎さん)

預金や日本債券クラスの割合が高すぎると年金含め日本国債への比率が過大となってしまうことに改めて気付かされました。特に日本債券クラスの割合が高めの私としては、資産全体でのアセットアロケーションを再確認していきたいと思います。



インデックス投資ナイト・投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010 表彰式

この後は、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010 表彰式」でした。
詳細はその2に続きます。
 続き⇒ 第3回インデックス投資ナイトに初参加(その2 Fund of the Year 2010)
      第3回インデックス投資ナイトに初参加(その3 二次会)


当日の様子は、同席させていただいたカウンターゲームのとよぴ~さんが詳しくまとめられています。
 第3回インデックス投資ナイトに行ってきた



関連記事

 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010 投票開始
 インデックス投資ナイトのチケット購入

 [2012.10.15追記]
 第5回インデックス投資ナイト(2013年1月) 企画検討スタート
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COMMENTS

3Comments

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とよぴ~

お疲れさまでした

記事の紹介ありがとうございます
そして日曜日はお世話になりました♪

自分の記事はかなり自分本位(笑)ですので 「当日の様子」 はこちらのほうがクオリティーが高いです

  • 2011/01/11 (Tue) 05:55
  • REPLY

たれぱんだ

No title

「信託財産留保額があるファンドは、実はバイアンドホールド派にはむしろ有利」

今までの私にはなかったすごくいい考え方だと思いました。勉強不足を痛感します。
人の考えを聞けるのってすごく勉強になりますね。

  • 2011/01/12 (Wed) 22:39
  • REPLY

kenz

>とよぴ~さん
日曜はお世話になりました。書かれた記事わかりやすかったです。
またよろしくお願いいたします。


>たれぱんださん
信託財産留保額については勘違いしやすい仕組みですよね。
私も昔は、売却時にも手数料とられると思っていましたが、これは販売側ではなく、残る方々へ置いていくものなのでバイアンドホールド派にはおいしい仕組みです。
理解も深まると意味もわかって楽しいですね。

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