ABF汎アジア債券インデックス・ファンドがフリーETF対象に

Asia / Cea.
債券ETFとして2009年6月に東証に初上場したABF汎アジア債券インデックス・ファンド(愛称:アジア国債・公債ETF)がカブドットコム証券のフリーETFラインナップに加わります。

カブドットコム証券
「フリーETF(特定のETFの現物/信用手数料を無料とするサービス)」の対象銘柄を7銘柄に拡大
~ アジア諸国・地域の国債および公債に投資する「ABF汎アジア債券インデックス・ファンド」
カブドットコム証券株式会社は、2011年1月28日(金)から、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社(以下SSgA)の「ABF汎アジア債券インデックス・ファンド」(1349)を、特定のETF(上場投信)の売買手数料(現物/信用)を無料とするサービス「フリーETF」の対象銘柄にします。
これにより「フリーETF」対象ETFは、既存6銘柄に加え計7銘柄となります。このETFは他のフリーETF同様、2011年1月28日約定分から現物取引、信用取引、kabu.comPTS(私設市場)における売買手数料が、お取引チャネルに関わらず無料となります。
ABF汎アジア債券インデックス・ファンド(1349)はアジア8カ国・地域(中国、香港、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ)の現地通貨建て国債および公債(準国債)を投資対象としており、ベンチマークはiBoxx ABF Pan-Asia Index(ABF汎アジアインデックス)。
アジア債券ETF上場
ABF汎アジア債券インデックス・ファンド(1349)
またABF汎アジア債券インデックス・ファンド(1349)の国別構成比率(2010年12月末時点)は以下。
アジア国債・公債 ETFファクトシート (PDF)

ABF汎アジア債券インデックス・ファンド(1349)の国別配分比率は、当然アジアの8カ国のみなので分散度合いが甘い印象です。アジアに特化した新興国債券インデックスファンドというイメージです。
信託報酬自体は0.25%程度で低コストですが、半年毎に分配金を出すので税金を考えると0.25%よりは少し割高なコストになります。
私はフリーETFは今のところ、MAXISトピックス上場投信(1348)しか利用していませんが、投資家の選択肢が広がるような低コストの投資対象が増えてくることに期待したいです。
[追記]
既に水瀬ケンイチさんも、ブログ記事を書かれています。
「ABF汎アジア債券インデックス・ファンド」(1349)がフリーETFの対象に
保有している投資信託まとめ(2010年12月)
フリーETF(1348)をカブドットコム証券で購入してみた
コスト最安TOPIX連動ETF 5月より登場
[2011.10.09追記]
ABF汎アジア債券インデックス・ファンド(1349) 国別構成比率
[2012.01.29追記] 世界全体の新興国債券に投資するETFが登場します。
上場インデックスファンド新興国債券(1566)が東証に上場へ
[2012.10.28追記] 国別構成比率を最新情報に更新しました。
アジア国債・公債ETF(1349) 国別構成比率(2012年8月末)
[2013.06.28追記]
国別構成比率の情報を更新しました。
ABF汎アジア債券インデックス・ファンドの国別構成比率を確認
[2014.09.24追記]
アジア国債・公債ETF(1349)の8ヶ国の国別構成比率(2014年7月末)
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