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インデックス投資を継続するための5つの心構え

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photo by guitargoa


インデックス投資を始めること自体は難しくありません。
インデックス投資家の皆さんのブログを参考にして、STAM、eMAXIS、CMAMなど低コストインデックスファンド(ETF含む)を利用し、各資産クラスに分散投資するだけです。


しかし、インデックス投資の有効性に納得していないと(特に下落相場時に)継続することは困難です。
以下では私が自分に言い聞かせている以下の5項目を書いてみます。


1. 世界の資本全体の継続成長を信じる

世界地図

どの国が長期的に発展するかわかる必要はなく、世界全体の成長を信じる方には日本、先進国、新興国全て投資対象とする国際分散投資を継続できるはずです。
(今後の世界全体の成長はないと信じている方はインデックス投資は行わない方がよいです。)



2. 指数のリターンは市場平均並ではなく、機関投資家の運用結果そのものとなることを理解する



「敗者のゲーム (原題 Winning the Loser's Game)」 (チャールズ・エリス著)の以下の要約内容を理解しておくのが重要と思います。市場の動きに追随するためにできるだけ低コスト(手数料の低い)インデックスファンドを利用することがポイントとなります。

・あなたが、投資の「ドリーム・チーム」を作ることにした場合、誰を選ぶか?
バフェット、ピーター・リンチ、フィデリティやバンガードのプロ、世界中のヘッジファンドのプロ、メリルリンチやGS、モルガン・スタンレー他、世界中の著名ファンドマネージャ、新興国市場に特化するトップファンドマネージャもスタッフに入ってもらうことで、「ドリーム・チーム」を実現できる。
その場合、その「ドリーム・チーム」の運用結果は、市場の動きを模倣する「インデックスファンド」と同じになる。
市場の動きはプロの投資判断結果をリアルタイムで反映する。

スーパースターを雇って「ドリーム・チーム」を結成しなくてもインデックス投資によりその運用結果を享受できるのです。

関連記事

 敗者のゲーム Winning the Loser's Game

[2011.09.24追記]
 敗者のゲーム -金融危機を超えて(チャールズ・エリス著)




3. 市場が効率的でなくても、インデックス運用は有利である



効率的市場でしかインデックス投資が有効でないと勘違いされる場合がありますが、市場が効率的でなくとも、コストの差からアクティブな運用よりインデックス投資は有効であることを心から納得する必要があります。

 アクティブ投信がインデックスに勝てない本当のワケ?で書いた以下記載が全てです。

パッシブ全体の成果は、市場平均に対し、インデックスファンド全体のコスト分(=A)だけ市場平均よりマイナスになります。同様に、アクティブファンド全体の成果もアクティブファンド全体のコスト分(=B)だけ市場平均だけマイナスになります。ここで一般的に、 A < B なので、アクティブファンドを選択するより確率的に優位に立とうというのがパッシブ派の立場です。



「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」(山崎元さん、水瀬ケンイチさん共著)でも山崎さんがわかりやすく説明されています。

関連記事

「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」感想
 




4. 今後も大きな下落相場に将来遭遇することを覚悟しておく

下落相場

リーマンショックよりひどい下落相場も今後もあることを見越し、一度に資金投入するのではなくすこしづつ複数の資産クラスに分散投資する必要があります。
保有している資産が下落していても購入チャンスとみて、通常より多めに購入するくらいの冷静さが必要と考えます。




5. 適度に楽観的で短期での含み益・含み損をあまり気にしない

資産時価評価額増減

インデックス投資はリバランスを除き、基本的にバイアンドホールドを取るため、日々の株価変動による含み益や含み損にあまり気にせず、むしろ含み損のある資産クラスに多めに購入していく方が気が楽です。



最後に

4.5.はインデックス投資に限った話ではないですが、心構えとして重要と考え項目に加えておきました。

いろいろ書きましたが、インデックス投資は現在月1000円からでもスタートできるので、まずは少額からでも始めてみると良いです。インデックス投資の有利さや意味がわかっていると、少し含み益が出ると売却してしまったり、含み損に耐えられずやめてしまうことを防げると思います。


関連記事

 [2011.04.12追記]
関連記事

 CMAM・eMAXIS・STAMインデックス実質コスト分析

 [2011.09.24追記]
 インデックス投資を理解するための6項目 

 [2013.01.25追記]
 「インデックス・ファンドの時代」 インデックス投資の優位性とは
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tag : インデックス投資

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誤記指摘ありがとうございます。修正しました。

No title

4・5番、大切だと思います。
長期で見れば必ず上昇。だから投資をするわけです。
結局1番から5番までエンドレスでループしているんですね。

No title

投資信託などを使えば簡単におこなうことができますが、
やはり投資の有効性をしっかりと知っておくことって大事ですよね。
あとは言うならポートフォリオ運用・アセットアロケーションが大事ってところでしょうか。

そんな訳で、短期の成績に右往左往しないよう心掛けたいと思います。

No title

さすがMr.インデックスのkenzさん。
読み返すと、私も勉強になります。
この文章は多くの方に読んでもらいたいですね~
kenzさんのブログは為になるし、皆に読んでもらえるといいと思ってリンクをはらさせてもらっています。 

もう少し、私のブログに人が集まるようになったら、kenzさんの記事を紹介させていただければと思っています。

こんばんは

うさみみはいわゆるインデックス投資家ではありませんが、2番と3番を基本にインデックスを買うことが多いです。
1番は正直よくわかりません。
人口の増えない先進国にピークアウト感が見られるように、人口が増えるところ以外はいつかピークアウトすると思っています。
そういう意味では世界経済もいつか飽和するのかなと思いつつ投資をしています。

インデックスファンドとアクティブファンドの比較みたいなので、個別株のことや分散については書かれていませんが、うさみみがインデックスを買うのは「銘柄分散でできるだけローコスト」を意識しています。

>たれぱんださん
おっしゃる通りです。私も4、5は重要視しています。

>かえるさん
私も短期の成績に右往左往しないようにしたいと自分にも言い聞かせています。
アセットアロケーションが重要なのはおっしゃる通りです。
実はアセットアロケーションについては別記事に書こうと思っています。

>kaoruさん
ありがとうございます。リンクフリーなのでブログで紹介いただいたりするのはいつでも大歓迎です。
連絡いただかなくてもかまいません。関連記事であればトラックバックも受け付けますのでよろしくお願いします。

>うさみみさん
2番と3番は理論的に説明できるだけに私もインデックス投資の好きな点です。
世界経済の飽和可能性を考えられていると、結構継続は精神的に難しいかも知れませんね。

ご指摘の通り、個別株のことや分散、資産配分については別記事にしたかったのであえて触れませんでした。
個別株投資は私は反対派ではありません(なにしろ信託報酬ゼロですし)
個人的には、個別リスクを極限まで抑えたいので、めちゃめちゃ広範囲に分散が効いているのが好きですのでインデックスファンドを選んでいます。連動指数が重要なのはいうまでもありません。
プロフィール

kenz

Author:kenz
川崎在住の40代サラリーマンのkenz (けんず)です。
妻(専業主婦)と二人です。2007年からはじめたインデックス投資の日々を記録します。

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【メディア掲載履歴】
・投資信託完全ガイド
・日経ヴェリタス 2018年6月3日号
・日本経済新聞電子版 投信コラム
・「ほったらかし投資完全ガイド」
・東証 マネ部!にインデックス投資手法と投資に対する考え方の記事が掲載”
・「東証 マネ部!」と「webR25」初心者にオススメの投資先”
・東証 マネ部! 人気投資ブロガーが推奨する“初心者向け投資法”
・BIG tomorrow2016年12月号増刊
・BIG tomorrowマネー2016年10月号
・ビッグトゥモロウ2016年8月号
・日経ヴェリタス 2016年2月14日号
・ザイ・オンライン2016年1月13日
・Yen SPA! (エンスパ) 2016年 冬号
・日経ヴェリタス2015年11月15日号
・週間SPA!(スパ!) 2015年10/27号
・日経ヴェリタス2015年4月5日号
・Yen SPA! (エンスパ) 2015年 冬号
・日経ヴェリタス2014年7月6日号
・Yen SPA! (エンスパ) 2014年 夏号
・Yen SPA! (エンスパ) 2013年 夏号
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