タイ株式、マレーシア株式ETFが5/12より東証に上場へ

Central World Plaza, Bangkok, Thailand / clayirving
・ タイ株式SET50指数連動型上場投信(1559)

Admiring Malaysia / judhi
・FTSEブルサ・マレーシアKLCI連動型上場投信(1560)
タイ株式指数、マレーシア株式指数にそれぞれ連動する2つのETFが5/12に東証に上場します。
コスト、マニアックな指数構成等をチェックしてみます。
野村アセットマネジメント
野村アセットマネジメント、タイおよびマレーシアの株価指数を連動対象とする2本のETF(上場投信)を新規設定
東京証券取引所
新しい2種類のETFが上場します(野村アセットマネジメント)~「タイ株SET50ETF」、「マレーシア株KLCIETF」
銘柄名 NEXT FUNDS タイ株式SET50指数連動型上場投信
銘柄コード 1559
特定の指標 SET50 指数
信託報酬 0.5775%程度
SET50指数は、タイ証券取引所のメイン・ボードに上場する株式のうち時価総額が大きく流動性の高い上位50銘柄で構成される株価指数です。

一つも知っている企業がありませんが、銀行や公社が多いです。
銘柄名 NEXT FUNDS FTSEブルサ・マレーシアKLCI連動型上場投信
銘柄コード 1560
特定の指標 FTSEブルサ・マレーシアKLCI指数
信託報酬 0.5775%程度
FTSEブルサ・マレーシアKLCI指数は、マレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア)のメイン・ボードに上場する株式のうち時価総額が大きく流動性の高い上位30銘柄で構成される株価指数です。

こちらも一つも知っている企業がありませんが、銀行、金融関係が上位を占めています。

新興国株式インデックス(MSCIエマージングマーケットインデックス)に占める割合は、タイが1.7%、マレーシアが2.9%程度と低いです。
新興国単独ETFが上場しても、特にタイやマレーシアを指数よりもオーバーウェイトにする必要性も感じていないので、私は特に購入しませんが投資家の選択肢が広がることは良いことです。
信託報酬から考えると、タイ、マレーシアに限らずアセアン諸国に投資するコスト高のぼったくり投資信託を購入するよりはよほど良いです。
ACWI連動の全世界株式ETF(1554) 東証に初上場へ
世界最大規模の米国株式ETF 東証に重複上場へ
[2011.11.20追記]
新興国株式インデックス 国別構成比(2011年6月末)
[2013.09.07追記]
i-mizuho 東南アジア株式インデックス 40銘柄の国別構成比率
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