三井住友・DC外国株式インデックスファンドS 運用報告書

企業型確定拠出年金(401K)に100%配分で利用している三井住友・DC外国株式インデックスファンドS (信託報酬0.1785%)の運用報告書を見つけました。
三井住友・DC外国株式インデックスファンドS 運用報告書(第6期 2011年11月30日決算) (PDF)
トラッキングエラー、実質コストをチェックしてみます。
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三井住友・DC外国株式インデックスファンドS (2011年11月30日決算)
1.運用実績
今期騰落率は +3.3% (ベンチマーク +3.9%)
分配金0円。
よって、トラッキングエラーは -0.6%
2.費用明細
費用明細(1万口当たり)
信託報酬額 18円
売買委託手数料 1円
有価証券取引税 1円
保管費用等 8円
合計 28円
信託報酬は0.1785%なので実質コスト(トータルコスト)は 約0.278% (=0.1785%×28/18)
まとめ
ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)が0.6%あります。
これは、市販で最も低コストの先進国株式インデックスであるCMAM外国株式インデックスe (実質コスト0.58%)の直近トラッキングエラーと同一です。
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CMAMインデックスeはもっともっと評価されるべき
また、実質コストは、その他費用の約0.1%が加わり、約0.278%です。
これでもCMAM外国株式インデックスeの半分以下の実質コストですが、やはり外国株式インデックスへの投資はこの程度のコストはかかるようです。
今後、他の確定拠出年金向けファンドの実質コストがわかりましたら比較していきます。
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[2015.09.02追記]
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⇒comment
No title
なんか不透明感の強い報告書ですね。
MSCIコクサイって、普通配当込ではありませんよね。配当金によるプラス乖離って無いのでしょうか?
配当込だったとしても、運用コスト0.3%弱に対して、トラッキングエラーが0.6%だと、まだ0.3%がどこかに消えています。
キャッシュポジションによる乖離は大したことないと思うので、株を高値掴みさせられたり、先物の運用が杜撰だったりしないのでしょうか?
MSCIコクサイって、普通配当込ではありませんよね。配当金によるプラス乖離って無いのでしょうか?
配当込だったとしても、運用コスト0.3%弱に対して、トラッキングエラーが0.6%だと、まだ0.3%がどこかに消えています。
キャッシュポジションによる乖離は大したことないと思うので、株を高値掴みさせられたり、先物の運用が杜撰だったりしないのでしょうか?
>Kapokさん
コメントありがとうございます。
おっと、たしかに当ファンドの指数であるMSCI-KOKUSAIは配当込みではないですね。
運用報告書にも配当収入の欄があるので、ご指摘のように信託報酬の割に結構乖離があるようです。
もうちょっと調べてみますね。
コメントありがとうございます。
おっと、たしかに当ファンドの指数であるMSCI-KOKUSAIは配当込みではないですね。
運用報告書にも配当収入の欄があるので、ご指摘のように信託報酬の割に結構乖離があるようです。
もうちょっと調べてみますね。