2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

日経平均リンク債は投資家に不利なので買ってはいけない

CATEGORYその他債券
日経平均リンク債

マネックス証券で、以下が販売されています。
一方的に個人が不利なので、購入されないようにしてください。


マネックス証券 日経平均リンク債

 期限前償還条項付日経平均リンク債(特約付)
スウェーデン輸出信用銀行 2010年5月26日満期
円建 期限前償還条項付 日経平均株価連動債券

発行体 スウェーデン輸出信用銀行 (格付 AA+(S&P)、Aa1(ムーディーズ))
利率(年率/税引前) 6.00%
償還日 2010年5月26日
申込単位 額面500,000円単位
当初日経平均株価 受渡日(2009年5月27日)の日経平均株価終値
期限前償還判定価格 当初日経平均株価の105%
期限前償還評価日 満期償還日を除く各利払日の5営業日前
ノックイン価格 当初日経平均株価の70%





所感

カモ
Wild duck / majras


いまどきリンク債を売り付けるマネックス証券に失望します。

低コストのインデックスファンドを揃えてくれるかと思えば、一方でリンク債も売ってくるのでやはり個人で騙されないように知識を身につける必要があります。

年利6%の金利は数字だけみると魅力的に感じますが、「債券」とは名ばかりです。
個人は気付かないうちに、プットオプションの契約を結ばされ、そのプレミアム代からマネックス証券が利ざやを抜いたものが債券の金利になっています。

というわけで、同一リスクを引き受けるのなら、最初からオプション取引した方が得です。


問題は、「オプションって何?金利高くていいね」な人がこのリンク債を買うわけで極めて悪質です。
フィナンシャルアドバイザーやらの動画解説付きなのも輪をかけて悪質です。


仕組みについて詳細は「リンク債」や「ノックイン債」などで検索するとわかりやすく解説してくれるところがすぐ見つかるのでそちらをご覧ください。


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 [2011.10.31追記]
 マネックス証券のセレクトファンドからインデックスファンドが外される 
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