2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

SMT アジア新興国株式インデックス・オープン(旧アジア新興国株式インデックスファンド) 国別構成比率

CATEGORY新興国株式
MSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックス 8ヶ国構成国 地図

本日より、アジア新興国株式インデックスファンド(現 SMT アジア新興国株式インデックス・オープン)が発売されました。

アジア新興国株式インデックスは、上の地図上で塗られたアジア8ヶ国で構成されるMSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックスへの連動をめざすインデックスファンドです。


アジア新興国株式インデックス

 ネット証券専用ファンドシリーズ アジア新興国株式インデックス 交付目論見書 (PDF)

取引所に上場されているアジア地域の新興国の株式(DR(預託証券)を含みます。)に投資し、MSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。






MSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックス 国別構成比 (2011年9月30日時点)


MSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックス 国別構成比(2011年9月30日時点)円グラフ

構成国8ヶ国、構成銘柄数550銘柄、時価総額約141兆円とのこと。



アジア新興国株式インデックス コスト

ネット証券ファンドシリーズは、どうしようもない企画のファンドばかりで、当ブログでは取り上げる価値もありませんでした。
今回はインデックスファンドだけあって、ノーロード(購入手数料無料)、信託報酬0.6825 0.63%、信託財産留保額0.3% です。

これは、STAM新興国株式インデックス と同一のコストで評価できます。

関連記事

 STAMインデックスファンドシリーズ(2011年5月決算) 実質コスト




アジア新興国株式インデックス 投資対象

MSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックス は、単に新興国株式インデックスである MSCIエマージング・マーケット・インデックスからアジア諸国だけを抜き出したインデックスです。


MSCIエマージング・マーケット・インデックス国別構成比率 (2011年6月末時点)

 新興国株式インデックス 国別構成比(2011年6月末)

MSCIエマージング・マーケット・インデックス国別構成比率

ただでさえ、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに占めるアジア比率が高くかたよっている中、アジア諸国だけに比重を大きく投資する必要性がありません。

むしろ、MSCIエマージング・マーケット・インデックスからアジアを除いた国へ投資するインデックスファンドの方が興味があります。

わざわざアジア新興国株式インデックスファンドを企画した意図がわかりませんが、低コストインデックスファンドをネット証券ファンドシリーズに入れてきたこと自体は評価できます。

今後も興味を引くファンドを紹介していきます。


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 各資産クラス毎の実質コスト最安インデックスファンドまとめ
 そういえばDCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンドってどうなったの?

 [2012.03.24追記] アジア新興国株式インデックスファンドの信託報酬が0.63%に引下げられます。
 STAMインデックスシリーズ 2回目の信託報酬引下げ

 [2013.12.03追記] 
  ネット証券専用ファンドシリーズ アジア新興国株式インデックスが2013年12月27日より、SMT アジア新興国株式インデックス・オープンに名称が変更されます。
 SMT アジア新興国株式インデックス・オープンに27日より名称変更

 [2014.01.30追記]
 SMT アジア新興国株式インデックス・オープン 実質コスト計算
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