2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

小型株インデックスファンド

CATEGORY小型株
Finance
Numbers And Finance / kenteegardin


最近読んでいる本 ウォール街があなたに知られたくないこと 小型株効果について書かれていました。

小型株効果

小型株効果とは、時価総額の小さい銘柄群は時価総額の大きい銘柄群より、長期的にはハイリスク・ハイリターンである統計結果があること。米国、日本含め世界各国で観測されるアノマリーです。


インデックスファンドへの投資を推奨する中、よりリスク許容度の高い投資家はTOPIXなど国全体の時価総額加重平均インデックスだけでなく、小型株インデックスファンドへ資金の一部を投資することを薦めています。
たしかに、時価総額加重平均インデックスは、上位の大型株数十銘柄の変動に大きく影響される問題もあります。

そこで、小型株インデックスファンドについて調べてみました。





海外ETF

米国では、バンガードが低コストの米国以外の先進国、新興国の小型株ETFを販売します。

 バンガード・FTSE・オールワールド・ex-US・スモールキャップ・ETF(VSS) (管理報酬0.38%)


 モーニングスター バンガードが世界の小型株に分散投資するETFを米国で上場 (リンク切れ)

インデックスファンド運用大手のバンガードは6日、米国を除く先進国と新興国の小型株に幅広く分散投資するETF(上場投資信託)「バンガード・FTSE・オールワールド・ex-US・スモールキャップ・ETF(VSS)」を米国のNYSEアーカ取引所に上場した。エクスペンス・レシオ(純資産に対する経費率)が0.38%と海外の小型株に分散投資する既存のETFに比べて低い点が特徴。


海外ETFは買付手数料や税制の複雑さの関係で、まだ少額では手軽に投資しにくい状態です。




国内ETF

国内に上場しているETFや、証券会社でインデックスファンドとして購入できるものには以下があります。


 バンガードスモ―ルキャップインデックス
 - 米国スモールキャップ1750インデックスへの投資。
  バンガードの管理報酬0.2%台+マネックス証券の口座管理料0.64%やら為替コストがかかります。
  手軽に投資できそうですが、ちょっとコスト高なのが欠点です。


 ラッセル野村小型コア・インデックス連動型上場投資信託(1312) (信託報酬0.525%以内)
  - 東証一部上場銘柄の時価総額順位5-15%への投資。銘柄の入れ替わりが激しいのが欠点です。
   出来高少なすぎて流動性がなく、投資しづらいです。


 上場インデックスファンドTOPIX Small日本小型株(1318) (信託報酬0.525%以内)
  - 東証一部上場銘柄の時価総額上位500社以外への投資。
   1312よりいいかもと思いましたが、こちらも流動性がありません。
  (たとえば、今週金曜は取引がゼロでした)



まとめ

 結局まだコストや流動性のなさから、当面は小型株インデックスファンドやETFへの投資を見送り、従来通り通常のインデックスへの投資でいくことにします。

今後の投資環境が改善されたら、ぜひ資金の一部で小型株インデックスにも投資を検討します。


関連記事

 JASDAQ-TOP20上場投信 構成銘柄比率

 [2012.06.21追記]
 バンガード トータル ワールド ストック ETF (VT)が小型株もカバーするより広範囲なベンチマークを採用することになりました。海外ETFの場合は、小型株インデックスの投資もVT1本で可能になりました。
 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)  全世界株式の小型株も投資対象へ

 また、米国小型株を対象とするバンガード・スモールキャップETF(VB)も存在します。
 低コストのバンガードETFがさらなるコスト引下げを実施

 [2012.11.24追記] 新興国小型株式ETFが楽天証券やSBI証券で購入可能になりました。
 フロンティア株式ETFと共に購入可能な新興国小型株式ETF

 [2012.12.18追記]
 モーニングスター海外ETFセミナー第3部 投資家のETF活用術

 [2013.03.24追記] EXE-iグローバル中小小型株式ファンドが2013年4月から新登場です。
 EXE-i(エグゼアイ) 全世界中小型株含む低コストファンド登場

 [2014.08.09追記]
 MSCI ACWIスモールキャップの国別構成比率(2014年7月末)

 [2015.03.28追記]
 上場インデックスファンドTOPIX Small日本小型株など4本のETFも繰上償還へ

 [2016.04.09追記]
 「小型株効果の要因と「小型株効果は実はない」という説の紹介
関連記事

COMMENTS

6Comments

There are no comments yet.

Zelkovaserrate

手が出しにくいです

kenzさま

 小型株や新興株をまぜることで、ポートフォリオのシャープレシオも向上するのだろうとは思うのですが…

 記事のとおり、これならというのが少ないのが現状ですね

 流通しないETFは一番タチが悪いですし、ex-US+smallcapの方がまだましなんでしょう。
 でも、自分としてはメインの外国株の処置にまだ悩んでいる段階で、小型株まで手が回らないのが現状です

 もっとも自分の場合、ポートフォリオに加えるとしても数%程度なので、あまりアノマリー効果の恩恵には預かれないかもしれませんが…

kenz

Re: 手が出しにくいです

Zelkovaserrateさん

アノマリーですし、メインではない遊びの要素なので、入れなくても全然問題ないと思います。
これといったものが出てきても小型株の分野ではやはりコストは少し高くなってしまいがちですし、インデックス投資と矛盾する気がして悩みどころですね。有力投資対象が出たらまた検討することにします。

  • 2009/05/17 (Sun) 22:44
  • REPLY

ナオ

検索エンジンから拝見したのですが、
小型株インデックスファンドについて素晴らしくまとまった記事で
非常に参考になりました!

これからも頑張ってください(^^

  • 2013/04/07 (Sun) 09:54
  • REPLY

kenz

>ナオさん
ありがとうございます。
少しでもお役にたてましたらうれしいです。

-

No title

素敵なブログですね^^
色々見入ってしまいました
また、お邪魔しますね。

  • 2013/04/28 (Sun) 00:19
  • REPLY

kenz

ありがとうございます。
少しでもお役にたちましたらうれしいです。