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市場平均狙うインデックス型投信 低コストで「勝率」高く


The Market / Iman Mosaad


本日の日経新聞朝刊の良質の記事を紹介します。


「市場平均狙うインデックス型投信 低コストで「勝率」高く」と題して、インデックスファンドのメリットがわかりやすく説明されています。


日経記事 「市場平均狙うインデックス型投信 低コストで「勝率」高く」 抜粋


アクティブファンドがインデックスファンドの成績を上回る率が低い


Bar finance / cnewtoncom


今年三月末での過去一年間の運用成績(ETFを除く)を調べたら、
アクティブ型がインデックス型を上回ったのは三割前後にすぎなかった

具体的な統計データにてわかりやすく説明されています。
(過去1年間、3年間、5年間のデータもあり、アクティブファンドがインデックスファンドの成績を上回ったのは一番高い数字でも5年間での約35%です。)



アクティブファンドが不利なのはコスト要因


The Cost of Conflict - World Economic Forum on the Middle East 2009 / World Economic Forum


インデックス型は「市場平均」を追求するから、アクティブ型の勝率が五割なら、あまり意外感はない。
なぜ五割を下回るのか。問題はコストだ。
アクティブ型は、運用の対価として投資家から取る手数料(信託報酬)が高い。
平均すると、純資産総額に対する比率で年1.5%程度と、インデックス型の3倍近い。

アクティブ型ファンドの成績が悪いのはコストによると断言しています。



市場平均を上回るアクティブファンドを事前に見つけ出せない


Found die / MShades


インデックス型に勝つ商品も3割前後あるわけだから、そちらを買った方がとくなのは事実だ。
問題はそれをうまく見つけられるかどうか。過去の成績をもとに選んでも、絶対に安心とは言えない。
典型的な例が昨年度の成績。好成績をあげてきたアクティブ型投信が、一転して苦戦を強いられた。

過去の成績からは勝ち組のアクティブ型を選べないとし、この後の記事では、アクティブバリューオープン が具体例として、8決算期の間TOPIXを上回ったのに今期は下回ってしまったことが取り上げられています。



投資家と販売側は利益相反するので、販売側はインデックスファンドは売りたがらない


Conflict (Chess II) / Cristian V.


インデックス型を買おうと思ったときの注意点。販売会社は手数料を多く得られるアクティブ型を熱心にすすめるかもしれない。自分の希望を積極的に伝える方がいいだろう。

販売会社と個人との関係が利益相反することを明言しています。
販売側が売りたくないインデックスファンドこそ、投資家においしい商品なのです。



所感


Newspaper and tea / Matt Callow


わかりやすい記事で参考になります。
既にインデックス投資の有利さについてご存じの方も読み直してみると、理解の整理もできます。

日経新聞の広告に、今までのようにぼったくり投信の宣伝が載らなくなってしまい日経が減収となることを少し危惧しますが、記者の方には今後もこのような良記事を期待しています。



[2011.09.24追記]
記事内容に加筆しました。また以下関連記事を追加しました。

関連記事

 インデックス投資を継続するための5つの心構え
 日経新聞にインデックス投資の良記事
 日経記事 インデックスがだめなら個別銘柄投資へに対する意見 
 インデックス投資を理解するための6項目

 [2014.01.29追記]
 低コストなファンド保有は効率的市場かどうか無関係に有利
関連記事



【theme : インデックス投資
【genre : 株式・投資・マネー

tag : インデックスファンド インデックス投資 アクティブバリューオープン

⇒comment

Secret

インデックス派としてはこういう記事はうれしくなりますね

>なぜ五割を下回るのか。問題はコストだ。
 アクティブの問題をずばり言ってのけてくれてますね
 先日、バンガード主催のセミナーがありましたが、彼らは米国でインデックスだけでなくアクティブも扱っているそうです。
 驚異的なのはそのエクスペンスレシオ(信託報酬他)がアクティブ平均で0.27%しかないそうです。(インデックスは0.15%… うらやましすぎる!)
 これくらいまで下がると、ほとんど5割になるのかもしれないですね

>勝つ商品も3割前後あるわけだから、そちらを買った方がとく
 “自分なら見つけられる”と信じている方がいる限り、アクティブは主流でい続けられるのでしょう

それにしても、日経新聞 グッジョブ!

Zelkovaserrate さん
>  驚異的なのはそのエクスペンスレシオ(信託報酬他)がアクティブ平均で0.27%しかないそうです。(インデックスは0.15%… うらやましすぎる!)

ちょっとアメリカに行ってきます(^^)
米国は投資環境が恵まれていますね。うらやましい限りです。
それでもマルキール先生によると、米国もインデックス投信は1割しかないと聞きました。日本ほどアクティブ投信のコストがひどくないにしろもったいなすぎ。

> それにしても、日経新聞 グッジョブ!

ですね。いい記事はどんどん取り上げていきたいと思います。ダメ記事も晒す気ですが。
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kenz

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川崎在住の40代サラリーマンのケンズ (kenz)です。
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