楽天証券が6月より横浜市債、福岡市債、9月より札幌市債をネット販売へ
CATEGORY地方債

20101223 / Yokohama 横浜 / Zengame
楽天証券が、札幌市、横浜市、福岡市が発行する地方債を取り扱う予定です。
地方債がネット上のみの処理で購入できるようになるのは楽天証券が初となります。
楽天証券が札幌市債、横浜市債、福岡市債を取り扱う予定
札幌市が初めて発行する「札幌市全国型市場公募債(2年)」を今秋から取扱いいたします
楽天証券は、2012年9月(予定)を目処に札幌市が新たに発行を予定している『札幌市全国型市場公募債(2年)』の取扱いを開始いたします。
地方債(横浜市・福岡市)取扱い銘柄を拡充いたします。
2012年6月に、横浜市と福岡市が販売(募集)する公募債の取扱いを開始いたします。
これにより、先日発表した「札幌市全国型市場公募債(2年)」(2012年9月取扱い開始予定)に続き、地方債の取扱いが合計3都市になります。
ネット証券初の地方債の取り扱い

Notebooks / matsuyuki
横浜市債と福岡市債が来月6月から、札幌市債が9月から楽天証券で販売される予定です。
地方債も、弊社で取扱っている他の債券と同様に、買付から売却(換金)までの取引をインターネット上で行うことができます。
とのことで、地方債が買付から売却(換金)まで全てインターネット上で行えるのは、今回が初となります。
大和証券など他証券でも個人向け地方債を取り扱っていますが、残念ながらいずれもコールセンターに電話する必要があり、面倒ですしサラリーマンには勤務中ですので事実上購入できない状況です。
所感
国内債券は、1年後に元本が変動せず途中売却できる個人向け国債を除き、固定利付国債や地方債、社債にしても、流動性が悪い状況です。
そのため、証券会社に手数料などを取られることもあり、固定利付国債や地方債、社債は購入すると基本的には満期まで保有するしかなく、ますます流動性もない状態が続いています。
長期金利が高めの時に、満期10年の固定利付国債を購入し、債券価格が上昇している(金利が低い現在のような時期)に中途売却して利益を得ることも考えましたが、調べてみると、手数料分を考えるとうまくいかないようです。
満期期間が同じ定期預金より金利が低いという条件の悪い債券があるのはまた別の問題ですが、もっと債券が活発に取引されるべきだと考えています。(もちろん信用リスクには注意が必要です)
そのため、来月から楽天証券が地方債(横浜市債と福岡市債)の取り扱いを始めるという今回のニュースは、地味ですが個人的にはうれしく感じました。
もちろん自分が購入するかどうかは実際の金利その他の条件で判断していきます。
楽天証券は以下より資料請求、口座開設できます。
楽天証券
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