STAMグローバルREITインデックスの実質コスト
CATEGORYSMT(旧STAM)

Know the Total Cost of the Move Before You Jump (235/365) / trenttsd
先日、STAMインデックスシリーズの運用報告書が発行されました。
(STAM新興国株式インデックス、STAM新興国債券インデックスを除く)
この中で、STAMグローバルREITインデックスの実質コストが突出して高くなっています。
既にじゅん@さんや吊られた男さんが、運用報告書から算出した実質コスト(信託報酬+その他コスト)をまとめられています。
関連エントリ
まとめ・STAMインデックスシリーズ第3期決算 | 投信で手堅くlay-up!
STAMシリーズ 実質コスト調べ | 吊られた男の投資ブログ(一般人の投資生活)
STAMグローバルREITインデックスの実質コストは年2%超
私は低コストのSTAMインデックスシリーズを各資産クラスの中核として、以下を保有しています。
ほとんどのものが実質コストは低く抑えられており、おおむね満足できます。
ただし、問題なのがSTAMグローバルREITインデックスの実質コストの高さです。
信託報酬0.861%に対し、実質コストは2倍以上の2.057% となっています。
結果としてアクティブファンドも真っ青の高コストインデックスファンドとなっています。
おわりに
世界REITクラスへの投資はこれだけの高めのコストがかかってしまうものなのか、ファンドの資産総額が少ないため実質コストが高くなるのかよくわかりませんが、3期続けて同様の高コスト体質です。
現在 STAMグローバルREITインデックスは少額しか持っていませんが、長期のバイアンドホールドには年2%のコスト負担はきついです。
今後も継続して買いつけるファンドとして適切かどうか、STAMグローバルREITインデックスの実質コストはチェックしていきます。
関連記事
[2010.11.27追記]
現在は、より実質コストの低い eMAXIS先進国リートインデックス を購入しています。
また信託報酬0.5775%の野村インデックスファンド・外国REITが11月26日より発売されました。
野村インデックスファンドFunds-i ノーロードで販売開始
[2010.12.22追記]
新しい運用報告書が発行され、実質コストが年0.96%と大幅に低下しました。
STAMグローバルREITインデックス 実質コスト低下
海外REITインデックス 国別構成比(1月末)
[2011.06.19追記]
STAMインデックスファンドシリーズ(2011年5月決算) 実質コスト
[2012.06.09追記]
SMTインデックスファンドシリーズ(2012年5月決算) 実質コスト(信託報酬+その他費用)
[2013.01.26追記]
SMTグローバルREITインデックスの実質コストは0.75%まで下がりました。
SMTインデックスシリーズ(第5期2012年11月決算) 実質コスト
SMT、eMAXISインデックス等6シリーズ実質コスト比較 (13年1月)
海外REITの(信託報酬以外の)保管費用が高くなるのは、株式と異なり指数先物に相当するものがリートには存在しないため効率が悪くなるということもあります。
三菱UFJ投信 eMAXIS第4回ブロガーミーティングに参加 その2
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