2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックス 実質コストが1.46%に低下

CATEGORY新興国株式
運用報告書
209. / d3b...*


DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンドについて最低限知っておくべき3つのこと にてお伝えしたDCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンド第2期運用報告書がUPされました。

実質コスト、売買高比率、トラッキングエラーを確認します。



DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンド 第2期運用報告書

report
annual report proposal / Andrea Balzano



費用明細

費用明細(1万口当たり)

信託報酬額 72円
売買委託手数料 12円
有価証券取引税 2円
保管費用等 54円
合計 139円



実質コスト(トータルコスト)は 約1.46% (=信託報酬 0.756%×139/72)



売買高比率

売買高比率 = 期中の株式売買金額 / 期中の平均株式組入株式時価総額 = 0.45



運用実績

今期騰落率は -19.2% (ベンチマーク -17.8%)
分配金0円。

これより、指数(FTSE RAFIエマージングインデックス)との乖離(トラッキングエラー)は -1.4%




まとめ

Fundamental
Fundamental Solution / shonk



前回との比較

第1期と第2期の実質コスト、売買高比率、トラッキングエラーを比較します。

 運用報告書 実質コスト 売買高比率トラッキングエラー
 第1期 2.17% 1.72 -4.3%
 第2期 1.46% 0.45 -1.4%


第2期では、第1期に比べて実質コストと売買高比率が大きく改善し、その結果、トラッキングエラーも改善しています。
(インデックスファンドとしては高めのコストです)



ファンダメンタル・インデックス

DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンドは、ファンダメンタル・インデックスであるFTSE RAFIエマージングインデックスに連動することをめざしています。

FTSE RAFIエマージングインデックスは、企業の財務データ(売上高、キャッシュフロー、株主資本、配当)を元に算出される指数です。

ファンダメンタル・インデックスは、従来の時価総額比型のインデックス運用よりも、どうしても頻繁なリバランスが必要となり売買高比率やコスト(税金含む)がかかります。

実質的にはインデックス運用ではなく、アクティブ運用に近いです。
時価総額比タイプの市場平均を超えるのはかなり難しいですが、前回よりもコストは下がっています。

今後のファンダメンタル・インデックスについても動向をチェックしていきます。

関連記事

 [2012.08.16追記]
 DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスとeMAXIS新興国株式インデックスのリターン比較

 [2013.08.16追記]
 第3期の運用報告書から実質コスト、トラッキングエラー等をチェックしました。
 DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックス運用報告書

 [2013.12.11追記]
 ダイワ・インデックスセレクト新興国株式はファンダメンタルインデックス

 [2014.08.24追記]
 D-I’s インデックスシリーズ ファンダメンタルインデックス含む8ファンドまとめ



Facebookでも記事更新をお知らせしています。
 インデックス投資日記@川崎 Facebookページ
関連記事

COMMENTS

0Comments

There are no comments yet.