2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスとeMAXIS新興国株式インデックスのリターン比較

CATEGORY新興国株式
リターン比較
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私が保有する全24種の全投資信託とETF一覧 (2012年6月末) にあるように、新興国株式クラスは、eMAXIS新興国株式インデックスを購入しています。

DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックス 実質コストが1.46%に低下 にてお伝えしたDCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンドと、eMAXIS新興国株式インデックスファンドとの直近1年間のリターンを比較します。


DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンド

DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンドが連動をめざす指数は、時価総額比指数ではなく、企業の財務データ(売上高、キャッシュフロー、株主資本、配当)を元に算出したFTSE RAFIエマージングインデックスです。

時価総額比の指数連動をめざすeMAXIS新興国株式インデックスと、DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンドの直近1年の騰落率を比較します。


リターン比較


 青色: eMAXIS新興国株式インデックス
 赤色: DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンド

eMAXIS新興国株式インデックスとDCダイワ新興国株式ファンダメンタルインデックスの騰落率比較(2012年8月16日時点)


そういえばDCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンドってどうなったの? と同様、今回もファンダメンタルインデックスよりも、通常のeMAXIS新興国株式インデックスの方がリターンが良いです。




ファンダメンタル・インデックスはインデックスのふりをした高コストアクティブ運用

従来の時価総額比による従来型インデックスを上回るリターンを目的に考えられたファンダメンタル・インデックスですが、実際は、その高コストと、頻繁な銘柄入替の影響もありリターンをその分引下げてしまっています。

そのため、過去記事 DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンドについて最低限知っておくべき3つのこと にも書いたように、結局、低コストの時価総額加重インデックス・ファンドのほうが高い市場リターンを得られることになっています。

私も、時価総額加重インデックスがベストとは思っていないのですが、結果的にはファンダメンタル・インデックスファンドのような改良型インデックスファンドが開発されるのは難しいのが現状です。

DCダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックスファンドの場合は、確定拠出年金専用でそもそも欲しくても購入できないという問題もあります。

今後も改良型インデックスファンドついては情報入手できれば、コストやリターンをブログ記事にしていきます。


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