2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ユーロMMF 金利低下による運用難で買付停止・繰上償還へ

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Euro / Davide "Dodo" Oliva


欧州ユーロの短期金融市場での金利低下の影響で、ユーロMMFの運用が困難となり、続々と買付停止および繰上償還されるとのことです。


大和と日興のユーロMMFが買付停止、繰上償還へ

 ロイター 大和と日興でユーロMMF買付け停止、金利低下で運用難に

ユーロの短期金融市場で金利が低下していることを受け、ユーロ建てマネーマーケットファンド(MMF)の運用が困難になっている。大和証券は取り扱っているユーロ建てMMFの償還を決めたほか、SMBC日興証券はユーロ建てMMFの新規買付けを停止することを明らかにした。

大和証券は3日(アイルランド時間)、「ダイワ外貨MMF ユーロ・ポートフォリオ」を10月31日(同)に償還することを決め、ホームページに開示した。償還金の支払いは11月1日となる予定。

SMBC日興は7日、ユーロMMF「ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド ユーロ・ポートフォリオ」の新規買付を同日付で停止し、2012年12月6日(ルクセンブルク時間)に償還する予定と発表した。


 野村のユーロMMFは現時点では、通常通り購入できるとのことです。




マネックス証券 外貨建てMMFの買付停止および繰上償還(予定)のお知らせ

外貨建てMMF「ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド ユーロ・ポートフォリオ(ユーロMMF)」の買付停止および繰上償還(予定)のお知らせ

外貨建てMMF「ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド」のうち、ユーロポートフォリオ(日興ユーロMMF)について、2012年12月6日をもって繰上償還をする予定であること、またこれに先立ち、日興ユーロMMFの新たな買付けを停止する旨、本年9月7日付で発表されました。

これに伴い、当社での日興ユーロMMFの新規買付および積立申込の受付は2012年9月7日15時をもって停止いたします。


繰上償還時の支払い通貨は、円貨での受渡とのことで、ユーロ建てでは元本確保されていても、昨今のユーロ安では、強制的に円転されてしまうと結果として損失となる方も多いはずです。




外貨MMFは外貨預金より全ての点においてお得

ユーロMMF,米ドルMMFなどの外貨MMFはFXよりスプレッドは大きいですが、税制上為替差益に税金がかからないのが大きな利点です。

円MMF同様、月末にまとめて入る金利のみ20%源泉徴収されるだけで、外貨預金と異なり為替差益は非課税です。
ただし、ソニー銀行など一部の金融機関は為替差益にも税金がかかるのでご注意ください。

結果として外貨預金より手数料、税金など全てにおいて有利です。




ユーロMMFは過去に保有も現在は売却済

ユーロMMFは私も以前、マネックス証券にて「ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド ユーロ・ポートフォリオ」を保有していたことがありました。
とっくの前に売却済で現在、ユーロMMFは保有していません。

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 外貨MMFであるユーロMMFを初買付
 5/17買付記録


ここまでユーロの短期金利が下がると、運用会社としては信託報酬を貰いながら元本を確保する必要があり、運用困難のための繰上償還もやむを得ないでしょう。

通貨分散としてのユーロへの投資は、基本的には国際分散投資の一環として、先進国株式インデックスや先進国債券インデックスに含まれるユーロ建て部分で良いと考えています。

ユーロ単独としてどうしても保有したい場合には、スプレッドが極小のSBI FXトレードを利用予定です。


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 [2013.12.04追記]
 ユーロMMF終了のお知らせ 野村のユーロMMFが繰上償還へ


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