2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

フロンティア株式ETFが楽天証券、SBI証券でついに購入可能に

クウェート
Kuwait Towers / Fawaz Al-Arbash


9/12に米国市場に上場したiシェアーズMSCIフロンティア100インデックスファンドが、SBI証券、楽天証券でも海外ETFとして購入できるようになりました。


既にブロガーの皆さんも記事にされています。
楽天証券・SBI証券で、フロンティア・マーケットに投資する海外ETF取り扱い開始 | 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

iシェアーズMSCIフロンティア100インデックス・ファンド取り扱い開始 | 投信で手堅くlay-up!

iシェアーズMSCIフロンティア100インデックスファンドが販売開始 | ホンネの資産運用セミナー




ブラックロック社がフロンティア株式ETFなど海外ETF3銘柄を日本市場に投入

ブラックロック社 海外ETF3銘柄を日本市場に投入、新興国市場・フロンティア市場に新たなアクセスを提供

ブラックロック・グループは、エマージング市場にもカバーされていないフロンティア市場の株式指数、エマージング市場の小型株指数、現地通貨建てエマージング国債指数それぞれに連動するiシェアーズETF、計3銘柄を日本で販売される外国籍投資信託として金融庁へ届出を行いました。



楽天証券 フロンティア・マーケットの株価指数に連動するiシェアーズETFを取扱いいたします!

11月15日(木)からiシェアーズETF3銘柄の取扱いを開始いたします。
この度取扱いを開始する3銘柄によって、フロンティアおよびエマージング(新興国)マーケットにおけるより幅広い投資効果を期待できるようになります。




楽天証券とSBI証券で新規に購入できる海外ETF3銘柄

 ETF  略称 エクスペンスレシオベンチマーク  
 iシェアーズ MSCI フロンティア 100 インデックス・ファンド FM 0.79% MSCIフロンティアマーケット100インデックス
(フロンティア株式)
 iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット小型株インデックス・ファンド EEMS 0.69%MSCIエマージング・マーケット小型株インデックス
(新興国小型株式)
 iシェアーズ 現地通貨建てエマージング・マーケット債券ファンド LEMB 0.60%バークレイズ・新興市場ブロード自国市場建国債インデックス
(新興国債券(自国通貨建))





iシェアーズMSCIフロンティア100インデックス・ファンド (FM) 国別構成比率と業種別構成比率

2012年11月15日時点での国別構成比率と業種別構成比率は以下の通りです。
 ブラックロック社 iシェアーズMSCIフロンティア100インデックス・ファンド 


国別構成比率(2012年11月15日時点)

iシェアーズMSCIフロンティア100インデックス・ファンドの国別構成比率(2012年11月15日時点)



業種別構成比率(2012年11月15日時点)

iシェアーズMSCIフロンティア100インデックス・ファンドの業種別構成比率(2012年11月15日時点)




iシェアーズMSCIフロンティア100インデックス・ファンド

新興国(エマージング)株式市場にもカバーされていないフロンティア株式市場にインデックス投資できるiシェアーズMSCIフロンティア100インデックスファンドが日本でも購入できるようになったことは国際分散投資派にとって大きな一歩です。

国別構成比率として上位4ヶ国で70%を占めていること、業種別では金融セクターが60%近い(銀行ばかり)と十分に分散されているとは言えず、リスクはかなり大きいETFです。

またMSCIフロンティアマーケット100インデックス(指数)も、155銘柄から構成される MSCIフロンティアマーケットインデックス(MSCI Frontier Market Index) よりさらに銘柄数が少ないです。

また、信託報酬に相当するエクスペンスレシオも0.79%と海外ETFとしては高めです。




フロンティア株式への投資はどうするか

 ブラックロック社 海外ETF3銘柄を日本市場に投入、新興国市場・フロンティア市場に新たなアクセスを提供

フロンティア・マーケットには、「先進国+エマージング」で手薄となっている中東・アフリカ地域が含まれており、世界の株式市場の時価総額では1%未満ですが、世界のGDPでは約4%~6%と存在感は決して小さくありません。



フロンティア株式市場は、世界全体の1%未満の時価総額とのことで、リスク資産の中のほんの一部(具体的には、新興国株式クラスの一部を少しだけフロンティア株式クラスに置き換え)にしておくのが無難です。

iシェアーズ MSCI フロンティア 100 インデックス・ファンドは海外ETFなので購入手数料を考えると、100万円以上などある程度まとまった金額で購入しないと手数料負けします。
リスク資産全体がかなり金額が大きくなければ投資しずらいです。

個人の資産額と資産配分を検討の上、購入するべきです。

私はまだ海外ETFは利用していないので、iシェアーズ MSCI フロンティア 100 インデックス・ファンドの購入は見送ります。
より小額から購入できる国内ETFやインデックスファンドの今後の登場に期待しています。


楽天証券、SBI証券は以下より資料請求・口座開設可能です。
 楽天証券
 SBI証券


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