2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

モーニングスター海外ETFセミナー第2部 ファンドの種類を整理

CATEGORYセミナー
モーニングスターETFカンファレンス2012

モーニングスター海外ETFセミナー 第1部基調講演のレポート の続きです。

第2部は海外ETFについて、バンガード、ステート・ストリート、ブラックロック各社の講演(1社20分)でした。



「バンガードETFの特徴〜選ばれる理由〜」 バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社  代表取締役 加藤 隆 氏

バンガードETFの特徴

バンガードのファンドは、なんといっても低コスト、低トラッキングエラーが特色。

主に以下の2点がその理由。

  • バンガードの株主構造が顧客(=ファンドの投資家)によって所有される形。
    他のステークスホルダーがおらず、利益は全てファンドに還元(つまりフィーが下がる)される。

  • 他のインデックスファンドとETFを合同運用しているので規模の経済性が働き、低コスト化が可能。このETF構造は米国のビジネス特許なので他社はまねができない。



主なバンガードETF

日本から購入できるバンガードのETFは9ファンドある。
主なETFは以下がある。


バンガード トータル ワールド ストック ETF (VT)は、これ1本で世界47カ国の先進国、新興国全てにエクスペンスレシオ0.22%で投資できる世界分散ポートフォリオが実現できる。

バンガード トータル ワールド ストック ETF (VT)をコアとして、その他のETFを好みに合わせてトッピングすることでオリジナルのポートフォリオを作成してほしい。


関連記事

 [2013.03.01追記] VTやVWOのエクスペンスレシオがさらに引き下げられました。
 バンガードETF (VGK, VPL, VSS, VT, VWO)がさらにコスト引下げ

 [2013.04.15追記] VTIのエクスペンスレシオが年0.06%から年0.05%に引下げられました。
 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)がコスト引下げ





「SPDR〜パイオニアが歩んできた軌跡とこれから」 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社 リチャード・クレアモント 氏

SPDRは、日本初の海外ETFを提供。米国で初めてETFとして設定され世界最大規模のSPDR S&P500 ETFも運用している。

 参考記事: SPDR S&P500 ETF(1557)がフリーETF対象に

米国のETF残高の32%は機関投資家が運用しており、流動性も高くトラッキングエラーも低い。


今後の新商品

高齢化による高利回り金融商品のニーズの高まりに対応し、ハイイールド債や高配当株式、REITを対象にしたETFが人気になってきている。
そのため、SPDR S&P 米国高配当株式ETFなどを新たに組成した。

また、インデックス型だけでなく、トレンド、アクティブ運用型ETFも人気となってきている。




「iシェアーズで変わる海外投資の世界」 ブラックロック・ジャパン株式会社  渡邊 雅史 氏

ブラックロック社は世界最大の資産運用会社。
iシェアーズは世界最大のETFブランドで日本でも100本近いETFが購入可能。

海外ETFはその流動性、多様性、低コストをいかして投資家の戦略、スタイルによる使い分けができるとことがメリット。
機動的に売買したい人も長期分散投資したい人にも合ったETFがある。


国際分散投資向けETF

  • iシェアーズ MSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス・ファンド (TOK)

  • iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット・インデックス・ファンド (EEM)

  • iシェアーズ MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス・ファンド (ACWI)

の世界分散ETFがある。

これに海外株としてiシェアーズ コア S&P 500 ETF (IVV)やiシェアーズコア 米国総合債券市場 ETF (AGG) を加えてもOK.

 参考記事: iShares海外ETF 6本のコスト引き下げと4本のETFを新規設定



ニッチな投資対象のETF

以下をポートフォリオに加える多様な選択肢も可能




第2部 所感

各社とも自社のブランドについての紹介やポートフォリオへの組み込みの主力となるETFについてアピールしていました。

やはりバンガード社の圧倒的な武器である低コストという特徴は、運用形態がそもそも競合他社と異なることが大きな理由であることを改めて認識できました。

ステートストリートの主張する高利回り商品のニーズが高まっているという点は懐疑的です。
高齢者のポートフォリオに値動きの大きいハイイールド債やREITを組み込むべきとは私は思っていないためです。

やはり海外ETFは世界中の株式や債券に(超低コストで)幅広く投資できる点が魅力的です。
各社の講演で、資産運用のコアとなる海外ETFのラインナップが整理できました。


第3部のレポートは次記事に続きます。

 [2012.12.18追記]
 モーニングスター海外ETFセミナー第3部 投資家のETF活用術

 [2013.01.17追記] セミナー動画がUPされています。
 モーニングスターETFカンファレンス2012 セミナー動画が公開



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