2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

VT(全世界株式(小型株含)ETF)がFund of the year 2012を受賞

第5回インデックス投資ナイト

昨日の第5回インデックス投資ナイトにて、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2012」の結果発表がありました。

10位までのファンドをまとめます。


「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2012」 授賞ファンド

 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2012

 順位 受賞ファンド 獲得ポイント 投票人数備考
 1位 バンガード トータル ワールド ストック ETF (VT) 38 11 (小型株も含む)先進国、新興国株式に投資する海外ETF
 2位 外国株式インデックスe 32 12 先進国株式インデックスファンド
 3位 eMAXIS新興国株式インデックス 25 10 新興国株式インデックスファンド
 4位 結い 2101  2410 日本株式アクティブファンド
 5位 ひふみ投信 24 9 日本株式アクティブファンド
 6位 SMT グローバル株式インデックス 20 10 先進国株式インデックスファンド
 7位 ニッセイ日経225インデックス 18 8 日本株式インデックスファンド
 8位 Funds-i新興国債券(為替ヘッジ型) 15 7 新興国債券(為替ヘッジ)インデックスファンド
 9位 セゾン資産形成の達人ファンド 14 6 バランスファンド(アクティブ)
 10位 年金積立 インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 13 5 新興国株式インデックスファンド


 <追記>
 11位以下のファンドは以下をご覧ください。
 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2012  11位以降のファンド

 [2013.01.15追記]
 Fund of the year 2012の授賞10ファンドがロイター記事に掲載

 [2013.01.26追記]
 Fund of the year 2012 VT1位受賞がバンガードのサイトに掲載




上位授賞ファンドの特色

上位10ファンドのうち、インデックスファンドが7つです。

1位のバンガード トータル ワールド ストック ETF (VT) は、ベンチマークが世界47カ国の大型、中型株に加え小型株もカバーする「FTSE Global All Cap Index (FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス)」に変更されたにも関わらず、エクスペンスレシオ(信託報酬)が0.22%と超低コストです。

これ1本で中小小型株を含む全世界株式に投資できるので、1位に選ばれたのも納得できます。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2009 以来の2度目の授賞です。

私は現時点では海外ETFに投資していませんが、ネット証券で特定口座対応したら本格的にVT購入を検討予定です。


2位の 外国株式インデックスe は、私も今回全5ポイントを投票したファンドです。
投票人数は12人と1位のVTを上回る最多でしたので、低コストの優位性が評価されての上位入賞です。

その他も、各資産クラス毎にコスト最安のファンドがランクインしています。

また、信託報酬を引下げた SMT グローバル株式インデックス年金積立 インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 も当然のランクインです。




「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2013」で1位を取る方法(運用会社さん向け)

全般的に、Fund of the Yearにて上位に入るファンドは、以下の特徴があります。

  • 投資対象は、(国際分散投資の主力となる)先進国株式クラスを含むインデックスファンドであること

  • 低コストでできるだけ幅広い銘柄に分散投資できること

  • コスト引下げ or より幅広く投資できるベンチマークへの変更など投資家へ有利なアクションを行うこと


そのため、先進国株式インデックスファンドまたは全世界株式インデックスファンド・ETFを最低コストに引下げれば、来年のFund of the Year 2013にて1位または極めて上位に入る可能性が高いです。
(私の勝手な予測です)

というわけで、難しいことはわかっていますが、引き続き低コスト化への検討を引き続きお願いします。




おわりに

今回の「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2012」には 有効投票者数 64名(参加は66名)とのことで今までで最多の方に投票いただきました。

投信ブロガーの方であればどなたでも投票できますので、次回もよろしくお願いいたします。
(ブログをはじめられていない方もこれを機会にぜひ!)


関連記事

 [2013.03.01追記] VTのエクスペンスレシオが年0.19%に引き下げられました。
 バンガードETF (VGK, VPL, VSS, VT, VWO)がさらにコスト引下げ

 [2013.12.19追記]
 投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year 2013は2年連続VTが受賞

 [2013.12.21追記]
 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year 2013」上位20ファンド

 [2015.01.10追記]
 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2014」はニッセイ外国株式インデックスファンドが受賞



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  • 2013/01/13 (Sun) 17:57
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世界のREIT

No title

今年も宜しくお願いいたします。

選考結果を楽しみにしていました。
常連的な2位、3位を飛び越えて、VTが選ばれたのには、やや意外感もあります。

投信ブロガーの中には、数千万円単位といった、投資額の大きい人もいらっしゃるので、
海外ETFを使ってでも信託報酬の少しでも安いものを‥といった志向が強いのかな
 と思ってみたり。

kenz

>世界のREITさん
こちらこそよろしくお願いいたします。
海外ETFなので敷居は多少高いのですが、それを上回る低コストさがVTにあったということだと理解しています。
コストは本当に大事だと感じています。